こんにちは。携帯電話をどこに置いたか忘れて探す時は、自分の携帯に電話をかけて探すのでマナーモード設定にできない新築・リフォームアドバイザー秋島由貴です。
家は3回建てないと満足するものができないと言われますが、それを実現できるのはほんの一握りの方だと思います。我が家は新築から25年目を迎えますが、ユニットバスは2回入れ替えました。1回目の新築時は、タカラ製品。2回目は増築時で、当時のイナックス(現:リクシル)製品。3回目も同じくイナックス。
増築時の入れ替えは、間取りが変わったため必要な入れ替えでしたが、3回目の入れ替えはちょっと贅沢リフォームだったかもしれませんね。
水回りの掃除・お手入れで一番大変だと感じるのが、ユニットバスではないでしょうか。汚れが気になる部分の清掃性を考えた素材や仕様へとユニットバス本体は、年々進化していると感じます。より掃除のし易さを考えるならシンプルな造りであるのが一番だと思うんですね。
カビや水あかをとる掃除を考えるよりも当たり前の仕様としてユニットバス内に付いている物をなくすことで、掃除がしやすくなると私は考えます。
なくても大丈夫にするには、物に対する考え方も変える必要もあると思うんです。
掃除を楽にするユニットバスに必要ないと思う物ベスト5をあげてみました
1.風呂ふた
我が家の風呂ふたは、じゃばら式タイプでした。価格が一番安い風呂ふたです。選んだというより標準でついてきました。じゃばら式の風呂ふたは、付着した汚れの掃除が大変なんですね。
風呂ふたの役割を考えた時に保温性をあげるなら、我が家にとって風呂ふたは不要な物だと気付いたのは今から数年前。家族がお風呂に入る時間に大きな開きはありませんし、同じお湯を翌日にもちこして沸かす習慣もありませんでした。
そう考えると風呂ふたは、不要と判断がつきますよね。もしもあなたのご家にとっても使う用途のない風呂ふたであれば、プランからはずしていいと思います。掃除に手間がかかりますし、付着した汚れに罪悪感をもつこともなくなります。こんな簡単なことに気付くのに私は、20年近くかかっています。
2.手摺
2回め目のリフォーム時のユニットバスには、浴槽横の壁面に手摺が付いていました。この手摺は、汚れが落ちづらい素材の物でした。カビとり材などでも手に負えなくて、手摺を撤去すると取付金具が壁面に残るため、結局新しい手摺に交換しました。次に付けた手摺は、清掃性のよいものでした。素材によっても清掃性は、ずいぶん違うと思いました。
私は50歳台になりますが、おかげさまで健康体。基本、手摺に頼らず入浴が可能です。今の年齢・健康状態で手摺が必要ないのであれば、仕様からはずしてもいいって思います。手摺に関しては、必要になった時に後付けが可能です。(後付けの可・不可はメーカーによるので事前確認してね)
3.タオル掛け
浴室壁面に付いているタオル掛けに何の疑問ももちませんでした。掛ける処があるのでタオル類をかけ、掛けっぱなしにしていました。
今は入浴時に持ち込み入浴後に持ち帰るので、タオル掛けはなくてもよいものになりました。このように使えばタオル掛けも不要になると思います。
4.カウンター
浴槽横にあるカウンターの下面は、掃除のしずらい場所です。用途は、頭を洗う時に手元にシャンプー類を体を洗う時にボディソープを置くための物でしょうか。最近は幅広で、風呂桶を置いたり、腰かけて座ることを目的にしたカウンターもあります。
これらも使い方・置き方次第で、カウンターはなくても困らないと思います。
標準でカウンターのない1坪タイプを探したところクリナップ商品にありました。リクシルでは標準でついているカウンターをなくしたプランに変更することも可能です。
5.棚
ボディソープ、シャンプー、コンデショナーなどを常に浴室内置いておくために必要な棚でしょうか。常時置いておかず、それらをセットで浴室に持ち運べば、棚も不要になりますね。
最後に
一日の疲れをとりたいお風呂は、ゆっくり入りリラックスしたい場所ですよね。その空間は、きれいな状態であってこそ癒されるのだと思います。そのきれいな状態を保つって日々のことだから案外難しい・・・と思うのは、私だけでしょうか。
なくても大丈夫な物はなくして、掃除しやすい空間にする。お掃除が苦手だと思う方や忙しいママの参考になれば幸いです。
今日も秋島建設のブログをご覧くださり心よりありがとうございます。お家のことで心配や困りごとがでましたらお気軽にご相談くださいね。
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