こんにちは。自分の手の小指が一般的な長さより短いと人に言われて知り、それまで指の長さはみんな私と同じだと思っていた新築・リフォームアドバイザーの秋島由貴です。
子育て世代で新築されたご家族が、お子さんの成長でライフスタイルが変わる頃にリフォームの相談をされることが多いですね。
私と同世代のお客様。2人のお子さんが進学で家を出て、今はご主人様と2人暮らし。子ども達はそれぞれ独立し、これから2人で暮らす家のリフォームを考える時期にきました。これまでも少しずつリフォームをしてきましたが、今回は水回りのリフォームをすることになりました。
新築から約20年。当時住んでいた借家は、お子さんが生まれるとお風呂の使い勝手が不便で、家を建てる決断をしました。特に家づくりの勉強をすることもなく、家を建てられたそうです。キッチンも良い商品が特価で出していただけるのが、決めた理由でした。
今回はキッチンのリフォームも考えられているので、せっかっくなら実物を見て見比べて、納得できるリフォームをしていただきたいと思い、一緒にショールームに行ってきました。
キッチン選びには幾つかのポイントがあります。お客様のお話を伺いながらキッチンのシンクの広さについて考えてみました。
キッチンのシンクの広さ
ご提案プランは、リクシルシステムキッチン:シエラ。シンクは、センターポケットシンクでシンクの幅が76㎝になります。現在使っているキッチンのシンクは、幅広のシンクにもう一つ可動式のシンクが上置きされている二槽式シンクのため、76㎝幅が狭く感じるそうです。
今までと違う仕様になるということは、ここでの家事スタイルも変えていかなければなりません。洗う・置く・乾かす・調理する・・・などの作業の流れが、仕様が変わることで変わっていきます。
その辺を実際にキッチンの前に立ち、ご自身でシュミレーションしてみます。このような流れで確認できるのが、実際の物を見て選択するメリットになりますね。
リクシルのシステムキッチン:シエラからアレスタにグレードアップすることで、シンク幅が94㎝のひろびろラクリーンシンクの選択ができます。シンク内に水切りかごをプラスしても広い洗い場の確保ができるプランに変更しました。
キッチンシンクの昔と今
20年ほど前のキッチンシンクは、広めの幅が主流でした。我が家も同じ頃にキッチンを入れているので、90㎝弱の幅があります。特に自分で希望したわけでなく、当時主流としていたシンクがこちらの予算にあうという理由だけだでした。
これしかありませんよと言われれば、出された物を自分なりに工夫して使い、使い続けることで使い勝手に慣れる感じでしょうか。
最近のシンク周りは至れり尽くせりで、まな板を立てたりスポンジが置けたりする仕様が多いですね。20年ほど前のキッチンのシンクには、ほぼなかった仕様です。そしてシンクの幅の主流は、70㎝台です。今回のお客様のように最近は幅の広いシンクを希望される方も増えてきたと聞きました。ですが、比率として少ないのでしょうね。幅広のシンクは、割高となってしまいます。
私が考えるキッチンのシンク
長い間、何の疑問もなく広いシンクに水切りプレートを置き、洗った食器を置いていました。ここ数年の間で、暮らしの中の「なくてもいい物」を見直す意識をもつようになったことで、キッチン周りから物が減り、家事スタイルが変わりました。
水切りプレートの撤去
洗い桶の撤去
三角コーナー撤去
これらは、当たり前にある物だと思い込みここに存在していたものです。なくしてみると何もないシンクは、快適だと思いました。水切りプレート・洗い桶・三角コーナーの掃除がいらない、隠れた部分の汚れを見て見ぬふりしている罪悪感もなくなりました。
この仕事をしていることで、最新のキッチンを毎年見ます。シンク周りに付加されていく仕様や機能を羨ましく思いましたが、最近はシンプルで何もない方が掃除が楽でありすぼらな私にはベストだと思っています。
最後に
やっぱりね、キッチンに立つことが多いのは奥様でしょうから・・・奥様が気に入られたキッチンにするのが一番だとオモウ♪
今日も秋島建設のブログをご覧くださり心よりありがとうございます。お家のことで心配や困りごとがでましたらお気軽にご相談くださいね。
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